訪問査定

不動産業者が行なう物件の査定方法のひとつです。
業者が物件の基本情報から算出する簡易査定(机上査定)のデータに加えて、実際に家を見に行き
建物、土地、外観、庭、部屋、地形、接道状況、日当たり、周辺環境などを確認し、さらに法務局や行政庁などで法規制やインフラ状況を調査し総合的に判断を行った上で家の売却価格を算出します。
机上査定が家を見ないで算出する概算査定に比べ、訪問査定はより正確な査定を実施することができます。

また、訪問査定は、現地の調査以外にも役所調査を実施するため、
査定を依頼する際には、事前に登記簿謄本(土地・建物)公図、測量図、建物図面、権利証、購入時の重要事項説明書などを準備しておく必要がありますが、不動産業者によって必要となるものが異なるので、依頼する際に確認しておいたほうがよいでしょう。査定期間としては数日必要になるのが一般的常です。
机上査定は1~2時間程度で終わることを考えると、訪問査定は不動産業者がしっかり調査する査定であることがわかります。※役所調査は、権利関係や法律上に制限がないかを確認する調査になります。